海と山と街のあいだ|日常を旅する鎌倉暮らし

鎌倉の静けさと東京のリズム。そのあいだから見つける、暮らしの知恵

2026-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【映画10選】50代の鎌倉暮らし。人生のピントを合わせ直してくれた作品たち

鎌倉に暮らす50代が、この1年で観た映画を振り返る。一人で静かに観る時間、家族や友人と笑い合う時間。それぞれの映画が教えてくれた、日常の微差を楽しむことや、不器用なつながりを愛することなど、今の人生とリンクする10のテーマを綴ったエッセイ。

どこにも行かない休日が、いちばん贅沢になった——『PERFECT DAYS』に重ねる深い呼吸

雨の日曜の早朝、深煎りコーヒーを片手に映画『PERFECT DAYS』を観る。東京時代の浅い呼吸から、鎌倉の無垢の木の家での深い呼吸へ。一人の静けさと家族とともに歩む幸せの調和について、等身大の納得感を綴ったエッセイ。

「待つか、行くか」の境界線――見知らぬ街で息子の地図を頼りに歩き出した夜

飲み会の帰り、人身事故で乗っていた電車が運転見合わせに。振替輸送もタクシーもない見知らぬ駅で足留めされたとき、長男から届いた迂回路の提案。歩いて隣駅を目指した30分間の身体感覚と選択の記録。

利他の本質は計算を手放すこと。親戚たちの笑い声と、鎌倉へ持ち帰る静かな決意

故郷への帰省中、40年ぶりに親戚と再会。限界集落に残る明治初期の古民家や、親族に受け継がれる利他の精神に触れながら、鎌倉での現在の暮らしの豊かさを再確認するエッセイ。

墓石の苔を落とす音と、先祖が仕組んだ「お忘れ物」

墓参りで苔を落とす無心の時間と、弟の壮大な説教。そしてその直後に発覚した間抜けな「忘れ物」から感じる、家族の可笑しみと先祖からの導きについてのエッセイ。

懐かしさよりも大爆笑。二日連続の『WOOD JOB!』と、母が泣き笑いする居間の風景

実家の居間で、年老いた母と一緒に映画『WOOD JOB!』を鑑賞。懐かしむという予想を超えて大爆笑し、ただ一緒に笑い合えた休日の豊かな時間を綴ったエッセイです。

思い通りにならない夏の海と日焼けの痛み。無心になれる庭仕事と靴磨きが教えてくれること

混雑と時間制限で思い通りにならない8月のサーフィン。海は雲鑑賞と割り切り、家での庭掃除や靴磨き、洗車に没頭する中で見つけた、無心になれる心地よい時間の記録。

生暖かい風と平日のタイムトリップ|家族と歩いた鎌倉・鶴岡八幡宮ぼんぼり祭りの夜

平日の仕事終わりに家族と待ち合わせ、2026年鶴岡八幡宮のぼんぼり祭りへ。約400基の明かりを楽しむための知恵や、生暖かい風の中を歩きながら日常から夏休みへと心を切り替える夜の記録。

どけそこどけ純情のお通りだ。寝室の白壁で躍動する80歳の等身大

U-NEXTで吉田拓郎のライブを鑑賞。若手やベテランにピンスポットを譲り、自ら「陰」に回るその佇まいに、次世代を見守る豊かな年齢の重ね方を見出しました。

真夏の横浜みなとみらい。4DXの過酷な戦場と、王騎将軍の背中で見た優雅な景色

真夏の横浜みなとみらいで、映画『キングダム』を4DXで鑑賞。冒頭の優雅な騎乗シーンから一転、終わらない戦闘シーンの揺れと冷房の風に体力を削られることに。頭ではなく「体」で映画を記憶する、大人の疲労と奇妙な納得感についての記録。